以下に紹介した品々を「世界の逸品」として認定いたします。
            模型少年逸品審査委員会

逸品認定ナンバー001
BICの使い捨てカミソリ
価格 3本120円
もう20年来愛用している逸品。1枚刃の見たところ何てことはない安っぽいプラスチック製。私は髭が濃いほうでも薄いほうでもないが、これ一本で1週間は軽くオーケーだ。発売当初は「これ一本で理容師さん15人の髭をそりました」とかコマーシャルをやっていた。
そういえば使い捨てライターもBICファンだ。安いのに、おフランス製というところに惹かれているのかもしれない。

逸品認定ナンバー002
中村屋のインドカリー ≪チキン≫ 缶詰
価格 600円
中村屋の直営レストランで食べられるインドカリーは昔から有名だが、その缶詰版と思えばいい。小麦粉はほとんど使わないで、炒めた野菜によるトロミのサラッとしたインドカレーだ。一缶で2人前。いままでに何缶食べたことだろう。他にもビーフとかマイルドチキンとかあるが、このインドカリー・チキンでなくてはだめだ。

逸品認定ナンバー003
NTカッターのPRO AD-2P
価格 600円
シャープな切れ味の30度刃先のカッターだ。スリムで美しいステンレス製のホルダーがPROの名に恥じない。「いい道具を買ったなあ。フッ・・・一生、手放せないぜ」と実感させてくれる。プラモの製作から定規をあてて紙を裁断する作業までオールマイティーだ。刃先が鋭すぎると感じた場合は、昔からある何度だか知らないが一般的な角度の刃でも幅が共通なので使える。

逸品認定ナンバー004
大正製薬のリポビタンD
価格 130円
疲れた時、だるい時、眠い時にはいつもお世話になる心強い味方だ。
ひとつだけ注文をつけるとすれば金属キャップをひねって開けるのにそうとう力が必要なことだ。疲れて力が出ない時に飲むのだから、これはぜひとも改良してほしい。
「リポビタン小児用」というのもあるのを最近知った。

逸品認定ナンバー005
高野晴生氏製作の人形
非売品
これは1/6スケールの胸像である。これこそ「逸品」と呼ぶにに相応しい「逸品」だということは模型好きの読者の方なら充分おわかりいただけると思う。まさに驚愕だ。氏の他の作品群もぜひご覧いただきたい。
「荻窪東宝」より「生きてる」

逸品認定ナンバー006
マイヤーズのジャングルブーツ
価格 不明
1/6ミリタリーフィギュア用のブーツ。完全ハンドメイドの逸品だ。本物と同様、主に皮と布で構成されている。甲の部分は木型を使って本皮を成形し、ソールは実物同様のパターンが入ったキャスト製。もちろん靴ひもも編み上げられる。フィギュアに装着しないでもこれだけ見ていて楽しい。

逸品認定ナンバー007
花王のクイックルワイパー
価格 1800円前後
フローリングの拭き掃除ならこれだ。片手で軽〜く床にすべらせるだけで、ほこりがたくさん取れてやみつきになる。「昨日やったばかりなのに、またこーんなに取れた!」家の中が汚かっただけなのに、何故かうれしくなる。労力が少ないのがいい。四つん這いになって濡れ雑巾でふくのとは大違いだ。こんなことを書いていると、さぞきれい好きなのかと思われるかもしれないが、全然そんなことはない。めちゃめちゃ散らかっている家だ。

逸品認定ナンバー008
Vodafoneの携帯電話「KOTO」by TOSHIBA
価格 販売終了
今ではファッショナブルな携帯電話も多く存在するが、その草分け的存在。私は今でもこれを越えるものは出てないと思っている。「KOTO」のネーミングの由来は「琴」なのか「古都」なのかわからないが、和風をイメージしているのだろう。
面白いのはボディの質感だ。塗装してないプラスチックなのだ。これを持っているとよく「おもちゃみたいだね」と言われた。私は褒め言葉と受け取っていた。プラスチックはプラスチック。それを金属に見せようなどとしないところがいい。
着信音はジャジーなアレンジの曲。「ムーンライトセレナーデ」や「スターダスト」などが入っていた。
なぜ手放したかというと、携帯はいつも持ち歩いているので簡単なデジカメ代わりにしたかったのだ。それには画素数が少なすぎた。

逸品認定ナンバー009
iPhone5s
価格 販売終了
上記「KOTO」の次がSHARPの「SH702iD」、次がamadanaブランドのスライド型と続き、たどり着いたのが「iPhone5s」。現在は6、6plusとなっているが、デザインは断然「5」系が傑作と思っている。ガラスとアルミで出来ているのは6も同じだが、5は側面が直角に切り立っていてシャープで気持ちいい。普段持ち歩きカメラとしても最高。

逸品認定ナンバー010
自作のサンドペーパー
価格 自作品
市販されている粘着剤の付いた発泡スチロール板に、タミヤのサンドペーパーを貼り、2センチ幅くらいに切れ目を入れたもの。一本づつ折り、プラモデルを作るときに使う。
ランナーから切り取った部分をヤスったり、合わせ目を整形したり、非常に便利だ。これが無くて他の人はどうやっているのだろうと思うくらいだ。近頃似たような商品も見かけるがわたしは40年くらい前から使い続けているのだ。

ここにあげた商品はすでに販売終了になっている場合もあります。価格は目安です。