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喜劇 駅前漫画 (1966)監督・佐伯幸三


開始より0:06 (東京都世田谷区等々力二丁目)

『駅前』シリーズ第15作の本作は当時ブームであった漫画がテーマになっている。ご当地映画である『駅前』シリーズなのだが、この作品では冒頭とラストシーンで小田急線の百合ケ丘駅周辺が映し出されるものの、あまり地域にはこだわっていない。
『オバケのQ太郎』や『おそ松くん』に登場するキャラクターに因んだ子役が登場するが、私は井矢見社長(イヤミ)を演じる山茶花究が特に好きだ。
あまり子供向けとはいえない『駅前』シリーズだが、伴野(伴淳三郎)が見る夢のシーンでクオリティの高いアニメーションが登場する。子供にとっては退屈な駅前作品だが、このシーンだけは大喜びだった様子が目に見えるようだ。大人も子供も楽しめる(?)映画になっている。

松木(三木のり平)が乗った車が由美(大空真弓)が仕事をしているガソリンスタンドに入ってくる。



(撮影・2014・03・06)




(撮影・2014・03・06)

このガソリンスタンドは何処なのだろう。冒頭に登場した百合ケ丘駅付近なのだろうか。
スタンドの事務室のドアのガラスに文字が書いてある(赤円内)。ドアは開いているので裏側から読むことになる。「エッソ」のスタンドらしい。〇〇〇サービスステーション?何て書いてあるんだろう。画像を左右反転してちゃんとした方向にすれば読めるかもしれない。
やってみるもんですね、わかりました。
「エッソスタンダード石油K.K.」「尾山台サービスステーション」
こう書いてあったんですね。尾山台?あの世田谷の?
検索してみました。ありました。ちゃんと今でも営業していてくれました。おそらく間違いないでしょう。
洗車してもらいました。その間にパチリ。




より大きな地図で 駅前漫画のガソリンスタンド を表示

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