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光明院地下道
東京都杉並区上荻2丁目〜南荻窪4丁目


左の写真が南側入口。右の写真が北側の入口。どちらも階段を降りて通り抜け、また階段を上がる。

地下道の南側入口には鋳物製のプレートが表示されてあり、こう書いてある。

光明院橋りょう
設計 日本国有鉄道東京第二工事局
施行 大成建設株式会社
設計荷重 KS-16
着手 昭和40年3月20日
しゅんこう 昭和43年11月4日
(撮影・2011・06・19)

「光明院」は中央線と環八が交差している地点のすぐ西側に位置する寺院だ。下り中央線が荻窪駅を出て、環八を過ぎるとすぐに電車の窓から見ることができる。南側に墓が並ぶ敷地が見え、線路を挟んで北側に本堂が見える。
ここはその光明院の南北を結んでいる地下道なのだが、寺に用のない一般の人達にも利用されている。中央線が高架になっていない荻窪では、線路の南北を結ぶ手段は貴重なのだ。
地下道プレートに「竣工昭和43年」とあるが、それ以前は警報機も遮断機も無い無人踏切であった。




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