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製造番号01
75mm F4
2007・03・01 製作


自作第1号レンズ。
どうせなら使用するレンズはなるべく安物がいいと思った。安物といえば100円ショップ。早速出かけてみる。近所にある「キャンドゥー」という店だ。何種類かの虫眼鏡がおいてあり、その中から直径5センチほどの虫眼鏡を購入。一応ガラス製レンズでMade in Chinaと書いてある。焦点距離は15センチくらいのようだ。

さてそれをどう交換レンズに仕立てるかだ。マウントはボディキャップというプラスチック製の純正パーツが販売されているのでそれを購入、中央部に大きく穴を開けてマウント部分にする。プラスチック製とはいえボディに取り付ける時のカチッとした手応えはとても良い。そこにやはりプラスチック製の水道管を接着し鏡胴とした。水道管は東急ハンズで購入、ネジ式の二つのパーツを組み合わせて片方を回転させることでレンズを前後させ、ピントを合わせられるようにした。
虫眼鏡のレンズは2枚を重ねて使用、焦点距離は約75mmになったようだ。35ミリ換算で約110mm、けっこう望遠だ。風景を撮るには使いずらい。しかしネジ式でピントを合わせる構造上、これが限界に近い。

試し撮りをする。ピントを合わせてもかなりボケボケだ。周辺部が特にひどい。ファインダーで確認した時は良くてもシャッターを押して撮影してみると不思議なことにファインダーで確認した時より周辺が流れるようになってしまう。
絞りを付けてみることにした。レンズの後方に丸く穴をあけたプラスチックの板を付けてみる。かなり良くなった。試行錯誤して直径18mmくらいの穴に決定。これで計算上F4くらいの明るさになるはずだ。絞りを付ける前は約F1.5というすごく明るいレンズだったわけだが。

どういう写り方をするかというと、これがかなり良い。性能が良いのではなく面白い写り方をする。周辺部がほどよくボケていい感じだ。照明などの光は周辺に向けて流れるように写る。解像度が無いからなのか、細かい部分が省略されるようで、実際よりもごちゃごちゃしてなくて整理された感じだ。
かなり気に入っている。
しかしやはり35ミリ換算で約110mmというのはオールマイティには使いずらい。 ピントを調節はできるのだが、もともとシャープにピントが合うわけではないので、レンズをまわしてみてもどこでピントがあったのか分かりずらい。
最短撮影距離は40センチくらいだ。それ以上繰り出すとレンズ部分が外れて落っこちてしまう。