開始より0:13(東京都目黒区上目黒・旧千代田生命本社・現目黒区役所)
造船所に就職が決まり、大学生若大将としては最後の作品。シリーズもこれで完結、と企画されていたようだ。
いわゆる「68年もの」の若大将作品だ。(1968年という年は、文化的、風俗的に著しい変化を見せた年で、この年の作品は現在見ると興味深い作品が多いとされる)
たとえば音楽をとってみてもこの作品は1968年という時代を強く感じさせる。ボサノバであったり、サイケっぽいのがあったりという具合だ。加山雄三(弾厚作)はそれらの特徴をうまく取り入れている。悪い意味でなく、器用だなあ、と思う。しかしその中にも、いつもの加山らしい「ある日渚に」という名曲も生まれている。
大学の卒業を控え、雄一と澄子の恋愛物語は今までにない大人の恋を感じさせるものになっている。
田沼(加山雄三)が谷村江美子(中尾ミエ)を訪ね、清明女子大学を訪れるシーン。ロケには当時千代田生命本社であった場所が使われた。 千代田生命本社は村野藤吾氏の設計により、アメリカンスクール跡地に建設されたが、経営破綻後、目黒区に売却され現在は目黒区役所として使用されている。
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