開始より1:26(東京都渋谷区代々木神園町・明治神宮)
木村とタミエが式場の予約をしに行った上のシーンの続きで、二人歩きながら相談していると、偶然、孫のお宮参りに神社を訪れた社長家族に出会う。
しかしここは明治記念館ではなく、いきなり明治神宮だ。
明治神宮の入り口は、JR山手線の原宿駅近くから入る南参道がよく知られている。最初その入り口にある鳥居の場所だと予想し行ってみた。おお、ここだ、ここだ、と撮影位置を探す。しかしどうもぴったりとこない。とても似てはいるのだけれど微妙に違うのだ。
境内にある地図を見る。すると参道が南、北、西の三カ所あることがわかった。そのそれぞれの入り口に鳥居があるようだ。それだけではない。参道を進んだ本殿近くにも鳥居があり、明治神宮には全部で七つの鳥居があることがわかる。
とりあえず次に代々木駅に近い北参道にある鳥居の場所に行ってみる。小さな社のような建物からしてどうやらここのような気がする。
入り口に警備員室があったので、作品のワンカットをプリントしたものを見てもらい、
「この写真は昔の映画からのものなんですが、この鳥居、どこだか分かりませんでしょうか」
と聞いてみた。60代くらいの警備の人は親切に、
「うーん、雰囲気からしてこの北参道だと思うねえ」
と教えてくれる。
「ほう、これは古い写真だねえ。今は舗装だけど、まだ砂利道だもんねえ」
なるほど。気がつかなかった。さすが違いがよく分かる。長年ここで警備をしておられるのだろう。
違う写真にも気がついて「これは森繁だねえ。女の人は司葉子?」
「あ、いえ、小林桂樹と藤山陽子という人です」
間違ったとはいえ、東宝俳優の名が的確に出てきたところがうれしい。
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