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大冒険(1965)監督・古沢憲吾


開始より0:06(東京都渋谷区桜丘町)

「週刊トップ」の記者・植松唯人(植木等)と「天然色万能複写機」を完成させた友人・谷井圭介(谷啓)は同じアパートに暮らしている。
ここは渋谷駅から歩いてわずか2〜3分の場所だ。JR渋谷駅南口で降りて国道246に架かる歩道橋を渡り少し入った所だ。このあたりは渋谷でも盲点のような地域で、一般の買い物客などはあまり見かけず、渋谷駅直近の場所ということが信じられないくらいだ。
アパートがあった所にはマンションが建ち、一階はセブンイレブンになっていた。





(撮影・2007・09・02)
街路樹は「大冒険」当時は柳のように見えるが、現在は桜並木に植え替えられている。隣のビルは変わっていない。




開始より0:26(東京都渋谷区桜丘町)

アパートを出るなり、いきなりとんぼ返りをして超人的な所を見せる植松。





(撮影・2007・09・02)
桜の葉が繁っていて見通しが良くないが、当時の画面では向こうに国道246(玉川通り)と首都高速が見える。




開始より0:39(東京都渋谷区桜丘町)

アパートに戻ろうとすると国際陰謀団の車に待ち伏せされ、追われる植松。





(撮影・2007・09・02)
ここはアパートからすぐ近くだ。後ろに見えるビルがまだ残っている。





(撮影・2007・09・02)
渋谷から国電の線路にそった道を恵比寿方面に追う国際陰謀団の車。当時は店など無かった地域のようだが、現在は飲食店、雑貨店などがまばらに並ぶ。




開始より0:40(東京都渋谷区猿楽町)

追いつめられた植松。車にはねられる寸前、ジャンプしてかわす特撮シーン。





(撮影・2007・09・02)
渋谷と恵比寿の中間地点くらいの場所。左に見える坂は猿楽橋陸橋といい、八幡通りという道路が山手線をまたいでいる。植松が逃げる道順には、地理的に少し無理な部分もある。
この陸橋の上の道は「ニッポン無責任時代」にも登場する。




開始より0:47(東京都千代田区丸の内・第二鉄鋼ビル)

国際陰謀団の一人(荒木保夫)に拳銃で脅され植松はビルの屋上へと連れ出される。そこで屋上から飛び降りるように強要された植松だったが、逆に国際陰謀団の一人が落ちてしまう結果となる。
植松もビルから飛び降りるのだが、またしても超人的な身のこなしで無事地上に舞い降りてしまう。
このビルは東京駅八重洲口前を通る外堀通りを、日本橋方面に進んだ場所にある。聖地である大和証券ビルも目と鼻の先だ。
このシーンは特技監督である円谷英二の手腕が光っている。
ロケでの植木自身の演技、ワイヤーによる繰演、人形、合成などが駆使されているのだろうが、上手いカット割りで、どうやって撮ったのか分からない。屋上の柵を乗り越えるカットなど、植木本人もかなり危険なことをしているのではないだろうか、と心配になる。





(撮影・2007・12・30)
一度看板にひっかかり、また落下する植松。通りの向こう側にみえるビルは意外と当時のまま残っている。





(撮影・2007・12・30)
笑って降り立った植松。ビルの一階は日本勧業銀行だ。現在では再編され、みずほ銀行になってビルに入っている。





(撮影・2007・12・30)
飛び降りた第二鉄鋼ビル前から、東京駅八重洲駅前方面を臨むカット。




開始より0:50(愛知県名古屋市中村区名駅・JR名古屋駅)

国際陰謀団と、それを追う上松と谷井、そしてさらに偽札犯人と勘違いされた上松と谷井を追う刑事たちを乗せた新幹線が名古屋駅のホームに到着するシーン。





(撮影・2008・01・04)
東海道新幹線は東京オリンピック開催に合わせて「大冒険」公開前年の1964年に開通したばかりだ。
下り新幹線が到着するホームに変わりはないが、向かって右側に見える名古屋駅西側の太閤口前広場は、現在はビルが林立するが、当時はまだ整備中の様子がうかがえる。




開始より0:59(愛知県犬山市・犬山城)

植松と谷井を追う刑事達(ハナ肇・犬塚弘・石橋エータロー)が愛知県、犬山城へと来るシーン。
さすがに歴史的価値のある国宝のような場所は、そう大きくは変わらず残されている。
調べてみると、犬山城は1961年4月から解体修理を始め1965年3月2日竣工復元した、とある。撮影時は工事中、あるいは竣工まもない頃だったのかもしれない。 娯楽映画では新しくできた名所や、話題になっっている場所が使われることが多いが、犬山城もその例だったのだろうか。





(撮影・メタBOの若大将さん 2007)
左側のあたりは、まだ改修工事中のような様子にも見える。





(撮影・メタBOの若大将さん 2007)
歩行通路を示す石畳の形状(三人はそれを無視して歩いているが)も見事に残されている。





(撮影・メタBOの若大将さん 2007)
天守閣からの様子。屋根瓦は当時から変わってないように見える。見下ろす街並みもそう大きくは変わってないようだ。

(協力・メタBOの若大将さん)


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