「東宝映画のロケ地を訪ねる」TOP


ブラボー!若大将 (1970)監督・古澤憲吾


開始より0:08(東京都千代田区有楽町・東宝ツインタワービル)

三矢物産に勤務する田沼雄一(加山雄三)は取引のため、大学時代の友人である 青大将こと石山新治郎(田中邦衛)が専務を勤める石山エンタープライズを訪れる。
石山エンタープライズの社屋として使われたのは日比谷にある東宝ツインタワービルだ。



(撮影・2007・08・06)
ビル名の由来にもなっている、屋上の2本ある円筒状建造物に広告が付いた他はそのままの姿だ。




開始より0:53(東京都千代田区有楽町・東宝ツインタワービル)

石山エンタープライズビルのエントランスホールでの田沼、石山、ビル内のショップ店員、松井節子(酒井和歌子)。



(撮影・2007・10・21)
照明など細部に変化が見られるものの、ビル内も大きな変化はない。




開始より0:53(東京都千代田区有楽町・東宝ツインタワービル)

石山エンタープライズビル屋上で節子にプロポーズする石山。 ここも東宝ツインタワービルの屋上だ。



(撮影・2007・10・21)
当時はベンチなどが配してあって(映画のための小道具かもしれないが)休息などの目的で屋上に上がれるようになっていたようだが、現在では空調設備の配管などで埋めつくされている。
正面に見える円筒状のものがツインタワーだ。

(協力・メタBOの若大将さん)



 巡礼メモ


左の画像は節子が日劇方面を眺めている場面。当時の有楽町、銀座方面を一望する美しい場面だ。
しかし現在の東宝ツインタワービル屋上のこの方角は特に配管が密集していて、残念ながら入り込むことは無理だった。

この屋上には無断で上がったわけではない。
最初、2007年8月に訪れた時、ビルの警備を担当している方に事情を話して屋上に上がらせてもらうことを試みたのだが、事前の許可が必要とのことで、その時は断念。その後メタBOの若大将さんが東宝ツインタワービルと交渉、東宝ツインタワービルのご好意により、目出たく今回の撮影になった。
左の写真は撮影時に参加された「京南大学OB会」の面々。

「東宝映画のロケ地を訪ねる」TOP