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無責任パッケージ大作戦

アメリカなどから輸入されたおもちゃで、スターウォーズとかに出てくるキャラクターや乗り物などが、透明のカバー(ブリスターという)に入り、台紙にはりつけられたパッケージで、よく売られています。
あれのニセモノというか、いかにもありそうで実は無いものを作るのが私の趣味です。
「そんなことをしてどうするんだ」と言われても返答不能なのですが。


JAPANESE No.1 GUY

植木等の「日本一の○○男」シリーズフィギュアです。フィギュアは既製品を元にパテなどで改造して作りました。全然似てません。
パッケージのデザインはKenner(現Hasbro)社のスターウォーズフィギュアを元にしています。
フォトショップがなんとか使えるようになった頃(今でも「なんとか」だが)に作った第一号作品です。(作品ってほどのもんかよ)
なんだかムキムキ。 ウラもちゃんとできてます。 こんな製品もラインナップ。



'62 DAIHATSU MIDGET

ダイハツミゼットのミニカーを購入し、よく見るとこれは「日本一の若大将」でメトロスポーツの澄子(星由里子)が乗っているのと同型ではありませんか。
これを何とかしなければならないのは私の使命。とばかりに作ったのがこれ。パッケージの元ネタはなく、オリジナルです。
ミゼットを運転する澄ちゃんがオートバイに乗った不良にからまれるシーンを取り入れてある。 写真では分かりにくいが、ウラは安いグレーのボール紙に直接プリントしてみた。質感がいい。



若大将ボトルキャップキャンペーン

ペプシコーラが「スターウォーズ」や「猿の惑星」のボトルキャップキャンペーンをしていましたが、それの「若大将」版がこれ。
ペットボトルに巻くラベルは全部で7種類作りました。写真の「若大将」と「りき」の他、「澄子」「照子」「久太郎」「江口」「青大将」でコンプリートです。



上写真、一番左の加山雄三は原型を型取り複製し、私が塗装したもの。
右三個は「エレキの若大将」シリーズということでエレキを持った若大将(オビワン改造)、若大将のバンド、ヤングビーツのユニフォームを着た澄子(クイーン・アミダラ改造)、作戦を無視して失敗したアメフト部の青大将。(ペプシマン改造)


加山雄三原型製作 高野晴生氏
若大将・澄子・青大将ボトルキャップ製作 丸林 敦氏


DRIFTERS BLADERUNNER MOSRITE
STARWARS風のDRIFTERSのロゴが作りたくて作ったようなもの。その証拠に肝心の高木ブーのフィギュアができてない。 BLADERUNNERに出てくるAlfaromeo Spiner のミニカーの為に作った台紙。 モズライトは加山雄三やベンチャーズが使っているエレキギター。ギターは6分の1で全て自作。



ウォーターラインシリーズ「光進丸」

プラモデルに「ウォーターラインシリーズ」という、大変に長く続いているシリーズがある。主に大戦中の日本海軍の艦船を模型化したものだ。それに加山雄三氏所有のご存知「光進丸」が仲間入り。パッケージアートは加山氏自身によるものを使わせていただいた。
(左にあるのが本物のウォーターラインシリーズ)

「ゴー!ゴー!若大将」のブルーバード

いわゆる「510」と呼ばれる1967年に登場した日産ブルーバードのミニカー。
これに「ゴー!ゴー!若大将」で若大将と江口の乗る「京南大学自動車部」のマーキングをほどこし、パッケージをそれらしく作った。
おもちゃメーカーの名前は入ってなくて東宝マークのみ入っているので「ゴー!ゴー!若大将」公開時にタイアップした日産が関係者に配ったもの、という想定。(だからそんなもの作ってどうするの)

どですかでん「かつ子」

黒澤作品「どですかでん」(英題はなぜかDODES' KADEN)に、かつ子という幸薄い少女が出てくる。どういう事情なのか叔父の家に引き取られて、満足に寝る間も与えられずに酷使されている。
この作品はマイナーなかつ子で作ったところに意義があると思っている。(意義なんて無いっつ-の)

アクセサリーはネギの入った買い物カゴと、内職で作った造花の入った袋だ。劇中、かつ子は出刃包丁で恋人を刺すので、出刃包丁にしようかと思ったがやめた。恐すぎるので。