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6分の1計画


アクション・フィギュアの標準的なスケールで6分の1サイズというがあり、だいたい身長30センチくらいになります。GIジョーやバービーもその仲間です。
自分だけのアクション・フィギュアを手作りしてみました。市販品を塗装し直したり、オリジナルでヘッドを作ったり、洋服も手縫いで作ったものもあります。



“WAKADAISYOU”




ヘッドは高野晴生氏の造形から型取り。素体は既製のものから筋肉があまりモリモリしていないのを選びました。 エレキギターとウクレレは完全手作りです。エレキギターはモズライトという機種で、実は現在はレプリカを持っているのですが、当時は(2000年頃)は持ってなく、写真から大きさや形を割り出したのですが、そんなに間違っていませんでした。
ワイシャツ、ベスト、ズボンはヘッド造形の高野氏のお母様が手縫いしてくださいました。高野氏のご実家の家業は、現在は廃業しておられますが、テーラーだったのです!とてもシルエットの良い流石の仕上がりです。
赤いベストにエレキはもちろん「エレキの若大将」。海パンは「ハワイの若大将タイプ」です。

Head modeling by Haruo Takano
Head painted by Nobuhiro Kawai
Clothes made by Takano Tailor



“GOLDEN STAR”



素材は「ゴールデンスタア 日本一の無責任男 植木等」という製品名でタカラトミーから販売されていたものです。 とても良い企画なのですが、「すごく似ている」とは言い難いのです。そこでヘッド部分を「若大将」を作ってくださった高野氏にリペイントをお願いしたところ、見違えるようになりました。造形は悪くないのだと思います。 それと洋服。1960年代のスーツは細身でなければいけません。襟幅やネクタイも細いものでした。製品に付属するスーツはそこの雰囲気がイマイチでした。
写真左のスーツ姿の植木さんが着ているスーツは「高野テーラー」製です。フィギュアは人間が着るのと違って、いくら細身といえども、余裕がないと着せたり脱がしたりできません。関節が曲がるとはいえ限度があるし、体の素材も硬いものだからです。この特注スーツはそこのところがギリギリに出来ていて、実にいい雰囲気を出しています。
右のアロハは既製品です。

Base figure by TakaraTomy
Head repainted by Haruo Takano
Clothes made by Takano Tailor



“SAMURAI”

アルフレックスというメーカーから「侍 三船敏郎」というタイトルで販売されていた製品を塗装し直し、着物も洗濯するなどして着古した感じをだしてみたものです。このメーカーは時代劇モノにこだわりを見せていて、とても出来の良い製品を発売していたのですが、残念ながら現在は販売されていないようです。

Base figure by Alfrex
Head repainted by Nobuhiro Kawai


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